パイオニア2015
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大阪大学 基礎工学部24機械科学コース【システム科学科】 コースの特徴 形あるモノ、動くモノはすべて機械と言えるでしょう。その意味では、飛行機、自動車、家電製品、ロボットのみならず、人体や細胞、さらに分子・原子まで機械の範囲が広がります。 機械科学は、このようなマクロからミクロまでさまざまなスケールを持つ機械の性質を知り、その動きや構造を探求・解析することで、次世代の新しい機械を創造することを目標にしています。機械はどのようにしてエネルギーを運動に変えているのか、宇宙や深海は機械にとってどのように過酷なのか、環境に優しい機械とは、機械はどれだけ小さくできるのか、考える機械はできるのか、生体という機械はなぜ自己修復できるのかなど、多くの疑問が湧きます。これらを解き明かすために、このコースでは多様な研究と教育を行っています。 学びの内容 機械科学コースで扱う領域は多様です。質点・剛体力学に始まり、固体力学、流体力学、熱力学、機械力学、音響学、生産・加工学、システム・制御工学、計測工学、ロボティクスや人間工学にも及びます。 これらの学問領域は新素材や宇宙開発、メカトロニクス、コンピュータ支援工学、バイオエンジニアリングなどの最先端分野を拓き、環境・エネルギー問題の解決に必要な情報や技術を提供します。さらに応用科目には、宇宙工学、制御情報システム、生産工学、ロボット工学、人間工学、生体機械工学など興味深い内容が盛り込まれています。 教育は主として、機能創成専攻の3領域(非線形力学領域、機能デザイン領域、生体工学領域)の教員が担当します。11研究室(分属予定人数:80人程度)Mechanical Scienceここがオモシロイ 次世代の新しい機械を創り出すためには、学問体系として機械工学のみならず、物理、電気、情報、化学、生物など幅広い知識が必要です。機械科学コースでは、これらが自然に身に付く魅力ある教育を行っており、履修科目を通じて機械エンジニア・研究者としての能力が磨かれるようカリキュラムが工夫されています。 物理数学、力学および機械情報についての基礎的な科目をコアとして、機械システムの解析や設計、それをサポートするコンピュータ、コントロールや情報システム、人間とかかわるロボットや生体医療工学に関する多様な専門科目を準備しています。そのなかには、さまざまな実験・演習科目が含まれていて、実際的な体験を通じて学ぶことができます。新しい機械を創造する魅力ある教育ロボットの製作を通した体験学習コンピュータを使った設計製図

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