パイオニア2015
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大阪大学 基礎工学部28生物工学コース【システム科学科】 コースの特徴 生物の仕組みの解明は、生物の謎を解くという純学問的な貢献と同時に、自ら生体機能の仕組みを基礎とした新しい工学を拓くことにつながります。 生物工学コースでは、脳科学、生化学、細胞生物学、遺伝子工学、物理学、数学、コンピュータ科学、情報・システム工学などの幅広い知識と技術を総合し、生物の持つさまざまな仕組みの解明とその応用をめざし、遺伝子分子、細胞、脳、個体にいたる各レべルにわたって研究しています。 生物機能を対象とした理学、工学、脳科学の境界領域を開拓し、将来の発展にも柔軟に対処できるように基礎から実際面までしっかりと身に付け、学際的感覚を持った科学者、技術者の育成を教育・研究の目標にしています。 学びの内容 カリキュラムの特色は、必修科目を最小限とし、幅広い選択科目制をとっていることです。これは、自分に合うカリキュラムを組み立てて、その適性を伸ばす余地をつくるためです。生物学の基礎知識の上に、既存の専門のみに偏らない学際的な知識と豊かな創造性を持つことが期待されています。4年次になると研究室に配属され、実験と特別研究を通して、専門的なテーマについて本格的な研究指導を受けます。なお、幅広い知識と基礎学力を付けるために、このほかに言語・スポーツ、社会・人文科学系の科目、自然科学系の基礎科目があり、多くは1〜3年次に学べます。 生物学、物理学、工学、脳科学のバランスのとれた知識を備えた学生を育成することを目標としています。3大研究分野(分属予定人数:40人程度)Biophysical Engineeringここがオモシロイ 生物工学コースのカリキュラムは、生物学・物理学・情報システム工学の3本の柱からなります。必修科目を最小限とし選択科目を多くしています。これは、学生が自分に合うカリキュラムを組み立て、各自の適性を伸ばすようにするためです。 必修科目では、生物工学の出発点となる事象や考え方、すなわち、生物現象に重点を置く生物学的科目、生命現象の物理学的基礎科目、生物の機能の理解に必要な情報や、システムの概念を理解するうえで必要な数学・物理学的基礎科目を学びます。 選択科目としては、統計力学や量子力学を含む数理物理学関係科目、物理化学、生化学、分子生物学、生物物理学、神経生理学などの生命科学関係科目、電子工学、計算機、生体計測学、信号解析論、システム論などの情報システム工学関連科目などが、3年間の勉学を通じて学べるように用意されています。 4年次になると研究室に配属されて特別研究を行い、専門的かつ高度な課題に取り組みます。生物工学実験で熱心に脳・神経系に関する実験に取り組む3年生たち学際的な教育を受けられる生物工学

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