パイオニア2015
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大阪大学 基礎工学部34数理科学コース【情報科学科】 学びの内容 数理科学コースでは、コンピュータと応用数学について、基礎から応用までしっかり習得できるように教育しています。 1年次ではまず、数学や外国語などの共通教育系科目のほかに、計算機科学コース/ソフトウェア科学コースと共通でコンピュータの基礎を学びます。2年次からは微分方程式、確率論、数理統計、データ解析、数値計算、数理モデリングとその基礎となる数理専門科目が始まります。そして4年次になると各研究室に配属され、卒業研究を行います。 数理科学コースのカリキュラムは、数理科学の研究者や教育者をめざすうえで必須であるだけではなく、情報系のエンジニアにとっても生涯のべースとなるのに十分なほど多様で有用な内容を持っています。3大講座(分属予定人数:15人程度)MathematicalScience コースの特徴 数理科学コースは、数理モデル、統計数理、数理計量ファイナンスの3大講座から成っています。数理科学とは、現象を表現する数理モデルの開発とその解析を通して現実に接近しようとする学問です。したがって、工学、自然科学はもちろん、生命科学、社会科学、人文科学まですべての現象が研究対象となります。 数理科学には、高度な数学と、コンピュータ・シミュレーション、コンピュータ・グラフィックス、各種アルゴリズムの研究などコンピュータの応用が不可欠です。具体的には、微分方程式、応用解析、統計解析、データ科学、統計的推測決定、確率モデル、確率・数理ファイナンスの諸分野に重点を置いて研究と教育を行っています。数理的な素養を備え、創造的な技術開発ができる研究者とエンジニアを養成します。ここがオモシロイ 現代ではすべての世界が数理科学に支えられています。かつての定性的に世界を表現していればよかった時代には数理科学の活躍の場は広いとは言えませんでしたが、定量的に表現することが要求される現代社会は数理科学なしには存在し得ません。理工系と言われる分野では解析学を筆頭にあらゆる数理科学の分野が動員され、現象は数式で表現されて解析されます。医療科学では複雑な生体反応の分析に応用解析学や統計学が応用されていますし、金融の分野では今や確率論は必須です。生命保険などの保険科学は数理科学がなければ存在できませんし、文学作品の分析にさえ数理科学によるデータの巧みな解析が必要です。暗号理論は整数の理論の塊です。 21世紀は情報の世紀、とも言われていますが、技術の進歩と同時に数理科学の発展により支えられています。数理科学は純粋数学と言われる分野を超えて、文系・理系を問わずあらゆる現象をモデル化して定量的にとらえようとする科学です。数理科学と世界数理モデルを用いて現実世界で起こる現象とその原理を数学的に解明する学問である数理科学を学ぶ。充実した設備と少人数教育が特徴だ

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