パイオニア2015
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大阪大学 基礎工学部36出身者が語る◎計算機科学コース/ソフトウェア科学コース【情報科学科】Computer Science/Software Science荒川伸一(あらかわ・しんいち)准教授[左]基礎工学部・情報科学科・計算機科学コース/ソフトウェア科学コース准教授諶  (しん・るー)さん[右]計算機科学コース/ソフトウェア科学コース出身/情報科学研究科・情報ネットワーク学専攻・博士後期課程2年①サーバーのネットワークの設定をする②研究対象であると同時に研究を支えるサーバー室③研究室のメンバーとディスカッションをしているところ諶 さんが高校生のころ、パソコンはもちろんインターネットが急速に普及していた。SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)が登場し、諶さんも楽しみながら活用し、さらにこうしたシステムを自分で作ってみたいと思うようになった。「少し調べてみると、そのためにはプログラミングが必要だと分かりました。そしてプログラミング自体がかっこいいとも思うようになっていきました」。望み通りの勉強で楽しさ増す 基礎工学部の情報科学科に入学し、1年次から念願のプログラミングを学び始めることができた。望み通りの勉強ができた諶さんは、コース選択では迷わず計算機科学コース/ソフトウェア科学コースを選択。2年次にはPBL(Problem Based Learning)で、「ロボット戦車ゲーム」に取り組んだ。これは、パソコン上の戦車の行動パターンをプログラムで組んで、相手の戦車と戦うゲームだ。行動パターンを練るところはもちろん、勝敗が決まった後に行うレビューで「ここを改善すればいいのか」と気付くことが最も楽しかったと諶さんは振り返る。ロボット戦車、オルゴールが教材 3年次にはオルゴールの自作に取り組み、好きな映画『ハリー・ポッター』のテーマ曲を奏でるプログラムを組んだ。そしてこの3年次が終わった段階で、修士課程に飛び級した。4年次から修士課程に進学するのに比べ、大学院入学試験対策にさほど時間を取られることがなく、研究を早くからスタートできるというメリットがある。 研究室を選ぶに当たっては、「これからは生物学や物理学の知見を生かしたネットワークが重要になるのでは」という考えのもと、研究室見学や教員への質問をしていった。そして新しいネットワークの在り方を研究している村田研究室を選んだ。 指導教員の荒川准教授もアドバイスをしてくれた。 「諶さんは自分で考えて自分なりの答えを言ってくれます。ここではネットワークというコミュニケーションにかかわる研究をしていることもあり、相手に自分の考えをきちんと伝えることはとても大切です。各研究室のウェブサイトをぜひ見てみてください。将来やりたいことのヒントがきっとありますよ」

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