パイオニア2015
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412015412015 情報科学研究科は、情報科学技術に関する先進的で専門性の高い教育・研究を発展させ、この分野で世界をリードすることをめざし、2002年に創設されました。情報通信技術(ICT)は人類が21世紀に遭遇する諸課題を解決するための重要な基盤技術です。豊かな高度情報化社会を実現し、人類の幸福に貢献するために、情報技術に対して、さまざまな側面から科学的に取り組むことが強く要請されています。 情報科学研究科は、従来、学内の工学研究科、基礎工学研究科、理学研究科に分散していた情報科学技術に関連する教育研究組織を改組・再編したものです。情報基礎数学専攻、情報数理学専攻、コンピュータサイエンス専攻、情報システム工学専攻、情報ネットワーク学専攻、マルチメディア工学専攻、バイオ情報工学専攻の7専攻からなります。産業界との連携強化を図るための連携講座も3つ設置されています。 世界をリードするICT分野の拠点となるべく、情報科学とナノ・バイオ科学や医学などの分野横断的/分野融合的な先進的研究プロジェクト(グローバルCOEプログラム)や独創的な教育プログラム(海外インターンシップ、先導的ITスペシャリスト育成推進プログラム)を推進しています。情報科学研究科 生命機能研究科は、2002年に新設された大学院です。 20世紀の生命科学の発展によって、生命体を構成する要素、いわば部品について、それぞれを明らかにして詳しく記述する作業は急速に進みました。それらの要素は、核酸、遺伝子、蛋白質、生体膜などであり、遺伝子工学、分子生物学、生理学など、医学・生命科学の研究分野によってもたらされたものです。生命機能が成立するための物質的な基盤についての知識は整ったと言えます。 しかし生命は、物質や生体部品の単なる寄せ集めではありません。それらが極めて動的に絡み合いながら、刻々と変化することによって初めて生命体システムが成り立ち、生命の多様な機能を生み出します。生命機能学とは、このような生きた状態の生命体がシステムとして実現するさまざまな機能について、その原理と機構を解明する学問です。 これからの生命科学の本流を担う教育と研究を実現するために、大阪大学では、第一線で活躍する研究者を大学内外から結集し、医学系、工学系、理学系の学問を融合した新しい教育・研究体系を作りました。 本研究科は1専攻7講座で組織されています。前期と後期を区分しない5年一貫制の博士課程により、医学・生命科学と物理学、工学の最先端技術や理論を使いこなし、次世代の生命科学研究の最先端で活躍する人材を育成します。生命機能研究科Graduate School of Frontier BiosciencesGraduate School of Information Science and Technology豊かで共生可能なネットワーク社会の構築を21世紀の最優先課題である生命体の機構を解明する

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