パイオニア2015
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0520152015基礎工学部の歩み 基礎工学部は1961年に発足されました。基礎工学研究科は64年に数理系、物理系、化学系の3専攻でスタートし、さらに96、97年度に大学院重点化にともない物理系、化学系、システム人間系、情報数理系の4系専攻に再編されました。 基礎工学部および基礎工学研究科創設の理念は「科学と技術の融合による科学技術の根本的な開発」です。「科学と技術の融合」の基本理念に基づき、数学、物理学、化学、生物学などの基礎科学と先端技術に関係する教育・研究環境を整え、科学と技術をつなぐ分野を研究対象とする全国唯一の学部・研究科として教育・研究を展開し、多くの研究成果を挙げるとともに、理学と工学双方の視点を備えた研究者、技術者を多数育成し、学界、産業界に貢献してきました。 2001年度には、情報数理系専攻とシステム人間系専攻の一部がそれぞれ新しく創設された情報科学研究科、生命機能研究科へ移りました。 このような流れのなかで、03年度に、基礎工学研究科の21世紀における新たな発展をめざすための改組が行われました。この改組では、その教育研究領域を従来取り組んできた理学と工学の学際領域だけでなく、人文社会系まで含めたより幅広い学際領域に拡張して、大阪大学全体をさらに活性化して新しい科学技術や新学問領域を創り出すことをめざしています。 具体的には、基礎工学研究科は「物理と化学の融合を特徴とする物質創成専攻」「バイオエンジニアリングとメカニクスとの融合を特徴とする機能創成専攻」「ハードウェアからアルゴリズムまでを一体化し文理融合も視野に入れることを特徴とするシステム創成専攻」の3専攻に再編され、基盤専門教育と専攻横断的な学際専門教育を組み合わせた新たなカリキュラムを導入しました。基礎工学部・基礎工学研究科の沿革機械工学、合成化学、電気工学の3学科と共通講座(数理)を設置して基礎工学部が発足 制御工学、材料工学の2学科を設置 化学工学科を設置 大学院基礎工学研究科を設置、数理系、物理系、化学系の3専攻を置き、各専攻には、各学科に対応する専門分野を設けた 生物工学科を設置 情報工学科を設置 材料工学科は、物性物理工学科に改称 附属超高圧実験施設設置 附属極限微細ビーム加工実験施設設置 附属太陽光エネルギー化学変換実験施設設置 附属超高圧実験施設と附属極限微細ビーム加工実験施設は学内共同教育研究施設「極限物質研究センター」に統合吸収 附属太陽光エネルギー化学変換実験施設は、学内共同教育研究施設「有機光工学研究センター」に統合吸収 制御工学科は、システム工学科に改称 1961年1962年1963年1964年1967年1970年1971年1974年1979年1981年1986年1991年1992年1996年1997年2001年2002年2003年2004年2006年大学院重点化にともなう基礎工学研究科の改組により、従来の化学系と数理系が化学系と情報数理系の2専攻に再編され、それぞれ大学院専任講座が設置されるとともに、学部の合成化学科と化学工学科が化学応用科学科に、情報工学科と共通講座が情報科学科に再編された極限物質研究センターは、10年時限到来により1996年3月31日に廃止になり、極限科学研究センターに転換された大学院重点化にともなう基礎工学研究科の改組により、従来の物理系専攻を物理系とシステム人間系の2専攻に再編し、それぞれ大学院専任講座を設置し、学部の電気工学科と物性物理工学科が電子物理科学科に、機械工学科、システム工学科、生物工学科がシステム科学科に再編された 有機光工学研究センターは、10年時限到来により2001年3月31日に廃止になり、太陽エネルギー化学研究センターに転換された新研究科(情報科学研究科・生命機能研究科)の設置にともない、計算機科学、ソフトウェア科学両分野は情報科学研究科へ、生物工学分野の一部は生命機能研究科へ移行し、数理科学分野および生物工学分野の一部は、システム人間系専攻に再編され、基礎工学研究科は3専攻8分野となった基礎工学研究科の改組により、物理系、化学系、システム人間系は物質創成、機能創成、システム創成の3専攻に再編された国立大学法人大阪大学へ移行 極限科学研究センターは、10年時限到来により2006年3月31日に廃止になり、極限量子科学研究センターに転換された

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