2014基礎工学部要覧_和文
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8機能物質化学領域Division of Chemistry合成化学講座合成有機化学グループ■教 授:直田 健■講 師:小宮成義■助 教:川守田創一郎 本グループでは、反応性中間体の化学と有機および有機金属分子の新機能創出に関する研究を基盤に、高度有用性、機能性を有する分子の合成とその方法論の本質的確立を指向した基礎的研究を行っています。合成高分子化学グループ■教 授:北山辰樹■助 教:西浦崇文、北浦健大、髙坂泰弘 高分子の精密合成、精密構造解析に関する基礎的研究に立脚し、分子量、化学構造、立体構造の精密制御された高分子の合成と、それらが生み出す物性ならびに機能に関する研究を進めています。有機金属化学グループ■教 授:真島和志■准教授:劒 隼人■助 教:喜多祐介 有機金属化学は、有機化学と無機化学の学際領域の研究分野であり、遷移金属に配位する有機分子部分を自在に分子設計することより、医薬品や機能性有機化合物などの有用物質を合成するための優れた金属錯体触媒の開発を行っています。有機金属錯体の持つ特異な性質、立体構造、反応性に関する基礎的な研究に取り組むとともに、実用的な光学活性物質の合成に必須である光学活性な金属錯体触媒や従来の触媒反応と異なる化学選択性を示す多核金属触媒の開発を行っています。機能化学講座表面・界面機能化学グループ■教 授:福井賢一■准教授:今西哲士■助 教:横田泰之 物質の表面・界面が発現する機能と、その機能の源となる、触媒作用による物質変換、生体での情報伝達とも関連する物質・電荷移動などのプロセスの原子・分子スケールでの機構について研究を行っています。新しい概念に基づく実験手法の開発、方法論としての確立を通して、界面における新現象を発見し、高活性・高選択性触媒の開発や機能性界面の創出へとつながる指導原理を示していきたいと考えています。生体機能化学グループ■教 授:岩井成憲■准教授:倉岡 功■助 教:山元淳平 生命現象の基礎を理解するために、核酸やタンパク質といった生体分子の分子認識や触媒反応を化学の視点から研究しています。核酸の化学合成、分子生物学の手法、分光学的測定による解析などを使って、酵素の基質認識や反応機構の解明を目標としています。紫外線や活性酸素などによるDNAの損傷とその修復は重要な研究対象の一つで、基礎研究を医学への応用につなげたいと考えています。協力講座/太陽エネルギー化学講座 太陽エネルギー変換研究グループ■教 授:松村道雄(兼)■准教授:池田 茂(兼) 地球規模のエネルギー・環境問題の解決を目指して、太陽エネルギーを有効に利用できる材料やシステムの基礎と応用について、光化学、電気化学、触 新しい機能や優れた性質をもつ物質を創り出す機能物質化学は、化学産業のみならず、情報、エレクトロニクス、医療をはじめとするあらゆる産業分野の発展の物質的基盤を支え、環境問題、エネルギー資源の枯渇など21世紀の人類社会が直面する諸問題の解決を担う基幹的学術分野として、その役割は益々重要になっています。機能物質化学領域では、従来からの「合成化学」講座とともに、物性化学に加えて生体化学を視野に入れた「機能化学」講座を設置し、太陽エネルギー化学研究センターの協力講座とも連携しつつ、新規かつ特異な構造の分子系、分子組織系、表面・界面系の創製と、それによる新規物性・高次(インテリジェント)機能の開拓を目指しています。また、これらの研究成果を踏まえて、基礎を重視した教育を行い、化学を必要とする幅広い分野で活躍できる人材育成を行っています。

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