2014基礎工学部要覧_和文
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35化学応用科学科Department of Chemical Science and EngineeringSchool of Engineering Science基礎工学部合成化学コース 化学は新しい機能やより優れた性能をもつ物質を創り出すための基盤として不可欠であり、 あらゆる科学技術の進歩とともにその役割は益々重要になっています。 さらに、 環境・資源・エネルギーなどの重要な問題を解決する鍵となる科学技術として、 21世紀に化学が果たすべき役割はきわめて大きくなっています。 合成化学コースでは、 環境に適合した合成反応の開発、 ナノテクノロジーの基盤となる高度な機能性有機分子・高分子・有機金属分子・超微粒子から機能性界面の創製、 遺伝情報伝達や光合成に関連する重要な生体分子機能の解明やその利用に関する基礎から応用にわたる幅広い研究を行っています。 また、 太陽エネルギー化学研究センターとの密接な連携のもとに、 太陽エネルギーの化学的利用に関する研究にも精力的に取り組んでいます。 このため、 化学の基礎である「元素の自由な組み合わせによる新しい化合物の合成」に関わる教育はもとより関連する物理学や生物学の基礎教育も重視し、 化学ならびにその学際領域において新たな分野を開拓できる自立した研究者を育成するための教育を行っています。 ■教 授:直田 健、北山辰樹、真島和志、福井賢一、岩井成憲、戸部義人、宮坂 博、松村道雄■准教授:今西哲士、倉岡 功、廣瀬敬治、長澤 裕、池田 茂、劒 隼人■講 師:小宮成義■助 教:西浦崇文、北浦健大、髙坂泰弘、喜多祐介、横田泰之、山元淳平、田原一邦、 伊都将司、川守田創一郎■助 手:和田典子化学工学コース 物質やエネルギーの変換システムを扱う基礎学問と環境との調和が可能なそれらの先端科学技術に関する研究・教育は、 これからの循環型持続性社会を構築するために必要不可欠です。 化学工学コースでは、 物質の合成、 物質の分離、 エネルギーの変換・貯蔵に関わる化学プロセスの現象解明やそれらの変換を高効率で行う機能性物質の設計・開発に関する基礎研究だけでなく、 これらの基礎研究を発展させた新規生産プロセスの開発、 さらには地球レベルでのエネルギー・環境問題の解決を目指した応用研究も行っています。 研究の遂行にあたっては、 化学、 生化学、 物理、 数学ならびにナノ・テクノロジー、 バイオ・テクノロジー、 コンピュータ・サイエンス、 量子科学に関する最新情報も取り入れ、 さらに得られた研究成果を体系的に統合して化学工学の新しい知識・方法論として教育に反映しています。 現代技術社会において、 ケミカルエンジニアは、 各種生産プロセスや環境プロセスにおける物質・エネルギー変換システムの解析・設計・開発の分野で中心的役割を果たしており、 本コースでは、 太陽エネルギー化学研究センターとも密接に連携して、 個々の学生を自立した研究者やケミカルエンジニアに育成するための高度な教育を行っています。 ■教 授:西山憲和、中野雅由、實川浩一郎、 岡野泰則、馬越 大、田谷正仁、平井隆之■准教授:江頭靖幸、重田育照、水垣共雄、佐藤 博、境 慎司、白石康浩■講 師:伴 貴彦、岡本行広■助 教:山下治雄、内田幸明、岸 亮平、満留敬人、前野 禅、高木洋平、菅原 武、菅 恵嗣、尾島由紘、清水一憲 物質を通して自然を理解し自然に働きかける化学の世界、 それは私たちの生活をささえ地球環境との調和をはかるために必要な科学技術の源です。 夢の物質を創り、 その性質を知り、 物質とエネルギーの流れを見極め、 それらの成果を持続可能な社会の発展に役立てる学問が、 ますます重要となっています。 化学応用科学科は、 物質の新しい在り方を探求するとともに、 物質と生命の関係、 エネルギー問題・環境問題の解決など広い視野に立った教育・研究を行っています。 本学科では、 学生は1年次で自然科学・社会科学・語学を含む一般教育を修め、 2年次に進む時点で合成化学コース (約40名) と化学工学コース (約44名) に分かれます。 2年次と3年次では、 それぞれ基礎を重視した合成化学・化学工学の専門科目を学び、 4年次では全員が教職員の直接指導を受けて特別研究を行います。 さらに、 本学科の学生の大半は大学院に進学し、 最先端の研究活動を通じて、 科学技術と人間の調和に必要とされる創造性豊かな能力を身につけます。

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