2014基礎工学部要覧_和文
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45研究教育プログラム資  料■博士課程教育リーディングプログラム「インタラクティブ物質科学・カデットプログラム」(プログラム責任者:河原源太研究科長、プログラムコーディネーター:木村剛教授) 本プログラムは、基礎工学研究科・理学研究科・工学研究科が連携して設置する「物質科学に関する博士前期・後期一貫のプログラム」であり、プログラム履修生を物質科学研究・事業における幹部候補生(Materials Science Cadet)と位置付け、化学・物理・物質合成・機能創成・物性評価・理論解析など物質科学の様々な領域・手法を専門とするプログラム担当教員が協働し、物質科学研究・事業の将来に中核的な役割を担うリーダー的人材候補生の育成を行います。基礎工学研究科からは物質創成専攻、システム創成専攻の2専攻が参画し、各研究科・各専攻から選抜されたプログラム履修生は、所属研究科での専門課程に加え、本プログラムが提供するプログラム特別科目を履修します。本プログラムでは、「インタラクティブ(interactive)」という語に包含される対話性・双方向性による相乗効果の概念を、物質科学教育・研究における様々な観点、すなわち①対象物質(物質内や異なる物質間の相互作用・相関現象)、②研究手法(異なる研究分野・研究手法の双方向的な研究の推進)、③人材育成(学生間、学生-教員間、教員間、学生-学外研究者・技術者間など対話による切磋琢磨の重視)に適用し、これを基本理念としています。これらの様々なインタラクティブな現象・活動を有機的につなげるために、「メンター制」、「研究室ローテーション」、「リベラルアーツ科目」、「キャリアアップ科目」、「企業インターンシップ」、「海外研修」などの複合的なカリキュラムを導入することにより、Materials Science Cadetの育成を図ります。「超域イノベーション博士課程プログラム」(プログラム責任者:東島 清 副学長・理事、プログラムコーディネーター:藤田喜久雄 工学研究科教授) 基礎工学研究科を含めた大阪大学の全ての研究科が協同し、平成24年4月、5年一貫制博士課程プログラム「超域イノベーション博士課程プログラム」を新たに立ち上げました。このプログラムは文部科学省による「博士課程教育リーディングプログラム」事業の平成23年度公募で大阪大学がオールラウンド型に提案して採択されたものです。同事業のオールラウンド型では、国内外の政財官学界で活躍しグローバル社会を牽引するトップリーダーを養成するために、大学の叡智を結集した、人文・社会科学、生命科学、理学・工学の専門分野を統合した学位プログラムを構築することが求められています。 現代社会が抱えるグローバルな諸問題を解決するには、それぞれの専門分野に対する深い知識を持つ人が集まり、様々の視点から共通の課題に取り組み、互いに影響しあいながら協働する必要があります。超域イノベーション博士課程プログラムでは、そのようなことができる人材を育成するために、深い専門性の追究により物事の本質を見極める方法論を修得させるとともに、一芸で極めた技を現実の場面に適用できる汎用力を身につけさせます。それらにより、高い志を持って地球規模の課題に取り組み、様々な分野におけるリーダーとなってグローバル社会で活躍する人材の育成を目指します。分野:オールラウンド型基礎工教員:田谷正仁(物質創成専攻)、三宅 淳(機能創成専攻)、佐藤宏介(システム創成専攻)「ヒューマンウェアイノベーション博士課程プログラム」(プログラム責任者:井上克郎 情報科学研究科長、プログラムコーディネーター:西尾章治郎 情報科学研究科教授) 本プログラムは、文部科学省博士課程教育リーディングプログラム【複合領域型(情報)】として、情報科学研究科、基礎工学研究科、生命機能研究科が実施する、新しい5年一貫制博士課程プログラムです。3研究科ならびに産学官の密接な連携のもとで、情報、生命、認知の諸分野を融合する「ヒューマンウェア」によってイノベーションの方向を転換し、人間や環境に負担をかけることのない柔軟・頑強で持続発展するシステムを構築できる、ネットワーキング型の博士人材を育成します。そのため、情報、生命、認知・脳科学、ロボティクスなど背景知識の異なる大学院生が、自律的に議論し、合宿討議や共同研究まで行う「斎同熟議」を最重要の教育理念として位置づけています。また、企業インターンシップに加え、各種分野の企業や研究所から講師を招き、融合領域における研究・開発の戦略、プロジェクトの企画・立案、プロジェクト運営・実施、プロジェクト成果の産業技術化に関するセミナーや演習を実施することにより、実践的な研究・開発能力を養成します。さらに、海外研究機関へのインターンシップ、現地の学生や若手研究者との共同企画によるサマーキャンプ、研究キャラバンなどを通して、国際的に活躍するリーダー人材となるためのデザイン力、コミュニケーション力、マネージメント力を涵養します。分   野複合領域型(物質)/物性物理学、物質化学基礎工教員河原源太(研究科長)、木村剛、芦田昌明、井元信之、馬越大、北岡良雄、實川浩一郎、鈴木義茂、関山明、夛田博一、戸部義人、中野雅由、西山憲和、福井賢一、真島和志、宮坂博、吉田博(物質創成専攻)、酒井朗(システム創成専攻)分   野オールラウンド型基礎工教員田谷正仁(物質創成専攻)、三宅 淳(機能創成専攻)、佐藤宏介(システム創成専攻)分   野複合領域型(情報)/情報科学、生物学、脳科学、工学基礎工教員石黒浩、新井健生、西田正吾(システム創成専攻)、尾方成信、宮崎文夫(機能創成専攻)

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