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基礎工学部公開講座
大阪大学基礎工学部 公開講座「未来を拓く先端科学技術」
私たちの生活は科学技術によって支えられており、その進歩と密接な関係をもっています。特に日常生活に直接関係する機器や物質の目覚ましい発展と普及、情報技術の急速な進歩とそれにより得られる膨大な情報、生命の謎の解明と先端医療技術、これらに囲まれた私たちの日常生活を安全で豊かなものにするには、それにふさわしい教育と知識を備えることが必要です。このような環境の中、若い人たちから家庭の主婦ならびに学校教育を離れて久しい中高年の方々にいたる広い範囲で、科学的教養を積む機会を望む声が高まっています。大阪大学基礎工学部ではこのような声に応えるべく、あわせて従来とかく軽視されがちであった大学と地域社会との連帯を強めるとともに本学部の情報発信の一環として、1979年以来32回にわたり近隣の方々に対して公開講座を開催してきました。
本年度は基礎工学部創立50周年にあたります。そこで、第33回の公開講座を開催するに当たり、私たちの暮らしや社会と密接な関係をもち、明るい未来を拓く最先端の科学技術の成果とその意義を、50周年を記念して改装された新しい会場にて多くの方々に紹介したいとの願いで、今回の企画を行いました。
参考:昨年までの施設公開案内
[+] 22年度の案内(PDF) 写真1 写真2
[+] 21年度の案内(PDF) 写真1 写真2 写真3
[+] 20年度の案内(PDF) 写真1 写真2 写真3
[+] 19年度の案内(PDF) 写真1 写真2 写真3 写真4
[+] 18年度の案内(PDF) 写真1 写真2 写真3 写真4
[+] 17年度の案内(PDF) 写真1 写真2 写真3 写真4
[+] 16年度の案内(PDF) 写真1 写真2
[+] 15年度の案内(PDF) 写真1 写真2 写真3 写真4
平成23年度(第33回)公開講座「未来を拓く先端科学技術」のご案内
| 期間 | :平成23年8月3日(水)〜5日(金) |
| 会場 | :大阪大学基礎工学国際棟(シグマホール) |
| 受講料 | :無料 |
| 定員 | :150名 |
| 10:20- | 開講式 |
10:30-11:40 |
最先端の流体機械 −ロケット用ターボポンプと血液ポンプ− 機能デザイン領域 推進工学講座 准教授 堀口 祐憲 |
| ロケット用ターボポンプの開発では不安定な流動現象の抑制、血液ポンプの開発では溶血(赤血球の破壊)や血栓の形成を防止するための工夫が必要になります。ターボポンプ開発に関わる研究の最新の成果と現状をご紹介します。また、見学会ではロケット用ターボポンプに生じるキャビテーションと呼ばれる現象の実演を行います。 | |
| 13:00-14:10 | ダウンサイドリスク、アップサイドチャンス −数理ファイナンスと確率論の接点の話題から− 社会システム数理領域 数理計量ファイナンス講座 教 授 関根 順 |
| 数理ファイナンスは、金融市場の数理モデルを構成してその解析を通して得た成果を、実際の金融市場に応用・フィードバックしようと試みている研究分野です。最初にこの分野の歴史や趨勢を概観します。その後、GOP(growth optimal portfolio:最大成長率ポートフォリオ)と呼ばれる、情報理論の結果に基づいて得られた運用手法の一般化を紹介します。特に、確率論における大数の法則を精密化した大偏差原理を、確率制御理論と組み合わせて行うダウンサイドリスク最小化やアップサイドチャンス最大化に関する結果を紹介する予定です。 | |
| 14:30-15:40 | バイオマスは未来のエネルギー源になるか −分散・再生可能エネルギーの課題と可能性- 生体工学領域 生物工学講座 教 授 三宅 淳 |
| バイオマスを中心とした再生可能エネルギーの可能性について、人間の生活の根本から考える講義です。石油は掘り出すのも使うのも簡単なエネルギー源ですが、地球環境を悪化させます。バイオマスは再生可能で環境と良く調和するものですが、高度な技術開発と生活の形の変化が必要です。21世紀後半を予測し、人類の生活環境はどうなるか一緒に考えてみましょう。 | |
| 15:55-16:55 | 見学 ・コース1 岡野 泰則 教 授 ・コース2 堀口 祐憲 准教授 |
8月4日(木)
10:30-11:40 |
生物に学ぶ新しい情報ネットワーク技術 情報科学研究科 先進ネットワークアーキテクチャ講座 准教授 若宮 直紀 |
| インターネットは、新たな社会インフラの一つとして広く普及していますが、その基本的な仕組みは黎明期からあまり変わっておらず、今後のさらなる大規模化、複雑化には十分に対応しきれないと考えられています。本講義では、これまでとは全く異なる新しいインターネットを作るための、生物のさまざまな振る舞いに着想を得たネットワーク技術の研究事例を紹介します。 | |
| 13:00-14:10 | 小さな磁石の不思議な世界 物性物理工学領域 電子相関物理講座 教 授 鈴木 義茂 |
| ナノの世界では小さな磁石が水のように流れています。磁石は電気の流れである電流と同じように物質中を流れ異なる物質に流れ込みます。この小さな磁石の正体は電子の持つスピン(自転)であり、したがって、この流れは「スピン流」と呼ばれています。小さな磁石の不思議とこれを使った新しいエレクトロニクスについて分かりやすく説明するとともに、見学会では、実際の素子などを作製する装置等を紹介します。 | |
| 14:30-15:40 | より人間らしいロボットを造る システム科学領域 知能システム構成論講座 教 授 石黒 浩 |
| この講義では、ヒューマノイドやアンドロイド等のロボットの開発について、最先端の研究成果を紹介します。これまでに開発したロボットを紹介しながら、どのようにすれば、ロボットは人間らしくなるのか?人間とロボットはどこが違うのか?ロボットを造ると人間についてどんなことがわかるのかを一緒に考えます。また、見学会では、実際のアンドロイドやロボットを見てもらいます。 | |
| 15:55-16:55 | 見学 ・コース3 石黒 浩 教 授 ・コース4 鈴木 義茂 教 授 ・コース5 倉岡 功 准教授 |
8月5日(金)
10:30-11:40 |
宇宙での流れ、伝熱、物質移動 化学工学領域 環境・エネルギーシステム講座 教 授 岡野 泰則 |
| 宇宙空間は、「無重力」といった我々が日常では長時間体験することができない特異な環境で、地上では体験することのできない不思議な現象が多々生じます。このような非日常空間では新しい現象が発見でき、さらに地上の技術に適用することにより新しい技術が生まれることが期待されます。この講義では宇宙空間内での流体や熱の流れに注目し、地上とは異なる現象を紹介し、さらに地上での産業との関わりについて説明します。また、見学会ではコンピューターシミュレーションや実際の実験による流れの様子をご覧いただきます。 | |
| 13:00-14:10 | 環境と健康の化学 −DNAは傷つき、そして癒される- 機能物質化学領域 機能化学講座 准教授 倉岡 功 |
| 環境中には生命の設計図DNAを傷つける多くの化学物質が存在します。その傷ついたDNAは、癌や老化を含むさまざまな病気の原因となりますが、生命にはその傷を癒す力、DNA修復と言う機構が存在します。 この講演では、生活中に存在するDNAに傷をつける化学物質について、またその傷を修復する生命の機構について解説致します。また、見学会では、蛍光顕微鏡を用いて細胞の中のDNAを観察する予定です。 | |
| 14:30-15:40 | 超伝導の魅力とその応用 電子光科学領域 量子機能エレクトロニクス講座 教 授 糸崎 秀夫 |
| 超伝導現象がオランダで発見されて、今年はちょうど100年にあたる記念の年です。そこで、極低温で抵抗が突然零になる世界や超伝導と磁石の関係など超伝導の不思議な性質について実験を交えてご紹介します。また最近のトピックな研究や、どんな応用開発が進められているかについても、ぜひお話する予定です。 | |
| 15:40- | 閉講式 |
申し込み方法
受講申込書、もしくは、ハガキ等に同様の内容を記入し、郵送、FAXまたはメールでお申し込み下さい。
- 受付開始:平成23年7月1日(金)から
- 申込先および問い合わせ先
(受付時間:月〜金 9:30〜11:30、13:30〜16:30)
〒560-8531 豊中市待兼山町1-3
TEL : 06(6850)6131 FAX : 06(6850)6151
詳細は以下のURLをご参照願います。
http://www.es.osaka-u.ac.jp/news/808.html
交通
公共交通機関を利用する場合
- 阪急宝塚線石橋駅下車、東口より南東へ約1.5km 徒歩20分
- 阪急宝塚線蛍池駅より大阪モノレール(大阪空港始発 門真市行) 柴原駅下車、西北へ約500m 徒歩10分
- 千里中央より大阪モノレール(門真市始発 大阪空港行き) 柴原駅下車、西北へ約500m 徒歩10分
基礎工学部の所在地、交通案内、建物案内等は基礎工学部のアクセスマップをご覧下さい。
豊中キャンパスの鳥瞰図の番号26の建物が国際棟(シグマホール)です。



