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2016/12/08

2016-12-08 プレスリリースのお知らせ「文豪・夏目漱石のアンドロイド『漱石アンドロイド』が完成」(石黒教授)

学校法人二松学舎の二松学舎大学大学院文学研究科と国立大学法人大阪大学大学院基礎工学研究科(石黒研究室)は、共同研究として、夏目漱石(以下、漱石)のアンドロイド「漱石アンドロイド」を製作し新たな文学研究やアンドロイドの受容性について研究する「教育現場にかかわる人間型ロボットの創成と活用に関する研究」を行っており、この度、漱石作品の朗読や講演の再現が可能な「漱石アンドロイド」を完成させました。

アンドロイドが、授業や講義を行うという試みは日本初のことであり、誰もまだ経験したことのない教育をめぐる実験です。多くの日本人に、文豪として広く知られている漱石が、人間に限りなく近い形のアンドロイドとして姿を現し、漱石作品の朗読や講演を行うことにより、教育現場においてどのような効果をもたらすのか、さまざまな教育現場での活用を通じて、検証していきます。

今回完成した「漱石アンドロイド」本体は、石黒浩大阪大学大学院基礎工学研究科教授監修のもと、二松学舎大学大学院文学研究科の教員で構成された研究チームが、多くの人にとって馴染み深い、旧千円札に描かれた漱石(45歳頃)をモデルに、伝記的・身体的調査を実施し製作したものです。

今後は、完成した「漱石アンドロイド」に搭載するソフトウェア(授業・講義用プログラム)を開発する中で、漱石文学や漱石の話し方の特徴や動作などの研究を深め、「漱石像」を実際に形作る、という新しい文学研究を進めていきます。また、教育現場で運用していく中で、「漱石アンドロイド」が社会にどう受け入れられ、どういった存在になっていくのかということを検証し、アンドロイドの活用に関する研究を行っていきます。

リリース内容の詳細は下記ResOUをご覧ください。


ResOU「文豪・夏目漱石のアンドロイド『漱石アンドロイド』が完成」