基礎工学国際コンソーシアム

International Engineering Science Consortium

基礎工学国際コンソーシアムは、(米国)カリフォルニア大学バークレー校、(カナダ)トロント大学、(シンガポール)シンガポール国立大学、(日本)大阪大学、(スウェーデン)スウェーデン王立工科大学の5大学の基礎工学 (Engineering Science) に関する部局により2013年に設立されました。

基礎工学国際コンソーシアムは、基礎工学を以下のように定義しています。

  • 数学、科学、工学、人文科学の諸原理の統合に主眼を置き、科学理論と工学的応用とを繋ぐ学際分野。

基礎工学国際コンソーシアムは、以下の活動を通して基礎工学の存在意義を高めることを目的としています。

  • 基礎工学の世界的役割について議論する場の提供
  • 参画大学による基礎工学における共同教育プログラムの創設
  • 参画大学間での基礎工学における共同研究プロジェクトの推進
  • 研究者や研究機関間の基礎工学ネットワークや連携の促進
  • コンソーシアムの活動の認知度向上のための、ホームページの開設

設立に携わった5大学は以下の活動を促進することに同意しています。

  • グローバル研究のための学生ワークショップ
  • 情報や文献の共有化
  • 研究者及び学部学生、大学院生の交換留学
International Engineering Science Consortium

若手研究者・大学院生短期留学プログラム

基礎工学研究科では、平成21年度より3年間、基礎工学に関わる国際ネットワークの形成を目標に、JSPS組織的な若手研究者等海外派遣プログラム「複合学際領域を担う若手人材育成のための国際ネットワーク形成」によって、若手研究者37名、大学院生55名を海外の主要大学等に派遣してきました。平成25年度からは、文部科学省国立大学改革強化推進補助金の支援を得て、グローバル人材育成事業「エンジニアリング・サイエンス国際コンソーシアムの創設」を展開し、その活動の一環として、基礎工学国際ネットワーク形成のため、引き続き若手研究者及び大学院生を海外に派遣し、本学と海外の研究者間における共同研究を促し、「複合学際性」と「国際性」を備えた人材の育成を行っています。

若手研究者・大学院生短期留学プログラム