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基礎工学部シグマ講演会を開催しました。(東京大学名誉教授・荒川泰彦特任教授)

2019-06-03

 令和元年5 27日(月)基礎工学部国際棟において、基礎工学部シグマ講演会を開催しました。

 シグマ講演会は理工学分野でご活躍の大学内外の著名な先生方をお招きして専門分野に限らず幅広い話題についてご講演いただき、学部内外の研究者並びに学生の教養と国際的活動能力を涵養するための行事であり、基礎工学部が開催する「最も格の高い学術的講演会」と位置づけられています。

 40回目の開催となる今回は、東京大学名誉教授の荒川泰彦(あらかわ やすひこ)特任教授を講師としてお招きし、『量子ドットの科学と技術』と題して、量子ドットの提案からレーザ素子としての実用化に至る先生のご経験のほか、量子ドットを用いた単一光子発生素子に関する研究についても紹介いただきました。

 講演では、光配線、シリコンフォトニクス、量子暗号通信などへの応用に関する最新の動向のほか、今後の展開などの話題に多くの参加者が熱心に耳を傾け、講演後には活発な質疑が行われました。

DSC09932.jpgDSC09935.jpg荒川泰彦東京大学名誉教授・特任教授