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令和6年度基礎工学部シグマ講演会を開催しました(科学技術振興機構研究開発戦略センター上席フェロー 魚崎浩平先生)

2024-06-10

 令和6年6月6日(木)、基礎工学国際棟シグマホールにおいて、基礎工学部シグマ講演会を開催しました。

 シグマ講演会は理工学分野でご活躍の大学内外の著名な先生方をお招きして専門分野に限らず幅広い話題についてご講演いただき、学部内外の研究者並びに学生の教養と国際的活動能力を涵養するための行事であり、基礎工学部が開催する「最も格の高い学術的講演会」と位置づけられています。

 44回目の開催となる今回は、北海道大学名誉教授で、国立研究開発法人科学技術振興機構研究開発戦略センター(CRDS)上席フェローの魚崎 浩平(うおさき こうへい)先生を講師としてお招きし、 『再生可能エネルギーに基づく持続可能社会のキーテクノロジー:電気化学的エネルギー変換の学理と大規模社会実装』と題してご講演いただきました。

 講演では、まず気候変動に関する対策の世界的な動向や、1800年代にまで遡る二酸化炭素濃度が地球の気温に及ぼす効果に関する議論の歴史についての紹介がありました。次に、各種電池やエネルギー輸送のキーテクノロジーとして注目される水素を水の電気分解により発生させるプロセスに関して、電気化学の基礎的な知見を交えて説明された後、ご自身の研究成果を交えながら電気化学分野の研究の進展の経緯を説明されました。
 さらに、あらたな電池を生み出すうえでの問題点や、今後の新たなカーボンニュートラル技術開発に向けた研究推進のあり方に関する議論を展開され、多くの参加者が熱心に耳を傾け、講演後には活発な質疑が行われました。

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科学技術振興機構研究開発戦略センター(CRDS) 上席フェロー               
魚崎 浩平先生