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「リンダウ・ノーベル賞受賞者会議」に、本研究科大学院生が若手研究者の日本代表として参加しました

2025-02-10

本研究科システム創成専攻電子光科学領域・博士後期課程2年の金庚民さんが、リンダウ・ノーベル賞受賞者会議に若手研究者の日本代表として選抜され、2024630日(日)~75日(金)本会議に参加されました。

本会議は世界各国の若手研究者の育成を目的として1951年に開設され、毎年ドイツ南部のリンダウにおいて一週間開催されています。毎回20名程度のノーベル賞受賞者が招かれ、各国から集ったトップレベルの若手研究者に対して講演やディスカッションに応じるという内容になっています。若手研究者にとっては、受賞者と昼夜親しく接して大きな知的刺激を受けると同時に、諸国の同世代科学者とネットワークを形成する絶好の機会となっております。

今年度は物理学をテーマとし世界91カ国から600名を超える若手研究者がリンダウに集まりました。金さんは日本代表7名のうち、大阪大学唯一の参加者として参加し、梶田先生をはじめとしたノーベル賞受賞者の先生方と積極的に議論を行い、世界各国の若手研究者とも横の繋がりを深めることができました。

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最終日の豪華船上パーティーにて、ニュートリノ振動の発見でノーベル賞を受賞された梶田隆章先生と、日本人参加者の皆で撮った一枚(一番右端が金さん)。

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二次元材料グラフェンに関する画期的実験でノーベル賞を受賞されたKonstantin Novoselov先生との一枚。