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男女共同参画WG-夏休み子ども科学イベント実施報告
基礎工学研究科では、男女共同参画推進WGの主催により、「リビング子ども大学2025」を8月22日(金)に開催しました。
小学3・4・5年生とその保護者を対象とした本イベントには、24組の募集に対して329組の応募があり、倍率は13.7倍と非常に高い関心をいただきました。
白衣を身に着けて研究活動に取り組む子どもたちの姿からは、研究者になった気分を味わっている様子がうかがえ、実験結果の発表では、観察をもとに作成した実験ノートを活用しながら積極的に自分の考えを表現していました。
また、研究室見学では、先端的な研究設備や内容に触れ、熱心に見入る姿もたくさん見られました。
全体を通して、子どもたちが主体的に学ぶ姿勢が随所に見られ、科学への関心を高める有意義な機会となりました。
今回のイベントが、子どもたちや保護者の皆さまにとって科学の面白さや奥深さを知り、日常の中の「不思議」に目を向けるきっかけとなれば大変嬉しく思います。
開催日時:2025年8月22日(金)13:30~16:30
場所:大阪大学基礎工学研究科 国際棟(シグマホール、セミナー室)
見学:馬越研究室、新谷研究室、中西研究室、西山研究室、久木研究室、水垣研究室
対象学年:小学3・4・5年生とその保護者(ペア参加必須)
募集:24組
主催:大阪大学基礎工学研究科男女共同推進WG
共催:サンケイリビング新聞社

当日の会場の様子

講師を務めた本研究科の研究者・大学院生の皆さん 関山研究科長の挨拶の様子
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男女共同参画推進WGは、子ども科学イベント「ダヴィンチマスターズ夏休み探求フェスタ2025」にも協力しました。
社会に向けた科学教育活動の一環として、8月2日(土)「ダヴィンチマスターズ」体験プログラム 「ミクロの世界を大冒険!~手作り&デジタル顕微鏡で観察しよう~」を出展しました。
小学1年生から5年生まで合計81名が参加し、本研究科の研究者や大学院生が講師を務めました。
本プログラムでは、身近な素材を用いた顕微鏡の制作や、LED照明の回路づくりを通じて"ものづくりの楽しさ"を体験。さらに、完成した顕微鏡を使って玉ねぎの細胞やつくしの胞子を観察し、"自然の面白さ"や"発見する喜び"を味わいました。手作り顕微鏡とデジタル顕微鏡、そして電子顕微鏡との比較を通じて、子どもたちは観察精度の違いや科学技術の発展を実感し、主体的に学びながら自然現象への興味を広げ、探求心を育む貴重な体験となったのではないかと考えています。
今後も、若い世代が科学に親しみ成長していくための教育的支援を行っていきます。

